「金持ち父さん」と「ウォール街のランダム・ウォーカー」 投資本は著者が何者かで読み方が変わる?

本の紹介

こんにちは、ニトリ店員のえぬです。本日は「金持ち父さん貧乏父さん」と「ウォール街のランダム・ウォーカー」、2冊の投資・お金の本を読んで気づいた、投資本は”著者が何者か”で読み方を変えた方がいいという話をしていきます。

前の記事で「金持ち父さん貧乏父さん」の学びを紹介したんだけど、読みながらずっと頭の片隅にあったのが「この人、何でお金持ちになった人なんだっけ?」という視点。これ、投資本を読むときにめちゃくちゃ大事だなと感じたので、別記事にしてまとめます。

※今回もお金・投資の話が出ますが、これはえぬ個人の考えで、投資助言ではないよ。最終判断は自分の頭でね。

著者の”本業”を知ると、本の見え方が変わる

同じ「お金の本」でも、書いた人が何で財を成したかによって、得意分野も主張のクセも全然違う。ここを意識せずに鵜呑みにすると、ちょっと危ないなと思いました。

キヨサキは「不動産」で財を成した人

「金持ち父さん貧乏父さん」の著者ロバート・キヨサキは、ざっくり言うと不動産投資と事業(ビジネスオーナー)で成功した人。だからお金に対する考え方やキャッシュフローの捉え方、不動産まわりの話は説得力がすごい。資産を買う・自分に投資する、といった土台の考え方は本当に学びになります。

一方で、株式や債券についても「資産」として登場はするけれど、株式そのものの専門書というわけではない。だから株のことは、株の専門家が書いた本で別途しっかり学んだ方がいいな、というのがえぬの結論でした。

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マルキールは「株式」のド専門家(学者)

そこで読みたくなるのが「ウォール街のランダム・ウォーカー」。著者のバートン・マルキールはプリンストン大学の経済学者で、株式投資の世界では超有名な人。株式についてはこっちが本職です。

保投資銀行の証券アナリストや運用資産数千億ドルの保険会社の財務委員を務めていた人だよ。

  • 正式タイトル:ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理
  • 著者:バートン・マルキール
  • 訳者:井手正介
  • 出版社:日本経済新聞出版
  • 原著:A Random Walk Down Wall Street(版を重ねていて、最新は原著第13版)

2冊を「著者は何者か」という軸で並べると、こんな感じで整理できます。

項目 金持ち父さん貧乏父さん ウォール街のランダム・ウォーカー
著者 ロバート・キヨサキ バートン・マルキール
本業・背景 不動産投資・事業オーナー 経済学者(株式の専門家)
得意分野 お金の考え方・キャッシュフロー・不動産 株式・市場・資産運用の理論
主なスタンス 資産を買い、お金に働かせる 長期・分散・インデックス投資
こんな学びに向く お金との向き合い方の土台づくり 株式を具体的にどう運用するか

どっちが優れているという話じゃなくて、得意分野が違うから、両方を”いいとこ取り”で読むのが正解だと思うんだよね。

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株式は、なぜ”専門家の本”で学んだ方がいいのか

「リスクを取らなきゃリターンはない」への引っかかり

お金の本を読んでいると、「リスクを取らなければ、それ相応のリターンは取れない」という話が本当によく出てきます。間違いではないんだけど、えぬはここで一回立ち止まりたかった。「リスクを取れ」だけが独り歩きすると、よく分からないまま大きく賭けてしまいがちだから。

じゃあ株式という世界で、リスクとリターンは実際どうなってるのか。そこを冷静に教えてくれたのが「ウォール街のランダム・ウォーカー」でした。

プロがインデックスに勝てない理由=税と手数料

この本の有名な主張が、「プロの運用(アクティブ)でも、長期ではインデックス(市場平均)になかなか勝てない」というもの。理由はいくつかあるけれど、えぬが一番”先に納得がいった”のが、税金と手数料というマイナスが効いてくるという点です。

どんなに腕のいいプロでも、売買のたびに手数料がかかり、利益が出れば税金が引かれる。このコストが毎年じわじわ積み重なると、市場平均にそのまま乗っかる低コストのインデックスに、トータルでは追い抜かれていく、という理屈。難しい相場予想の話より先に、この「コストは確実にマイナス」という事実に納得できたのが大きかった。

比べる軸 アクティブ運用(プロ) インデックス投資
狙い 市場平均に勝つ 市場平均に乗る
手数料 高くなりがち 低く抑えやすい
売買の頻度と税 多いとコスト増 少なく抑えやすい
本書の見立て 長期では勝ち続けにくい コスト面で有利

えぬの落としどころ(NISA・個別配当)

……と、ここまで読むと「じゃあ全部インデックスでいいじゃん」となりそうだけど、えぬはちょっとだけ違う動き方もしてます。

ポイントはNISA。NISAの口座だと、利益や配当にかかる税の負担が落ちるんだよね。さっき「プロが勝てない理由=税と手数料」と書いたけど、その“税”のマイナスが軽くなる=リスクを取りにいくハードルが下がるということ。だからえぬは、土台はインデックスで考えつつ、NISAの枠では個別の高配当株もちょっとやってます。コストの理屈を理解した上で、納得して選んでるよ。

もちろん個別株はインデックスより値動きの読めなさ(リスク)が大きいので、ここは完全に自己責任の世界。繰り返すけど、これはえぬ個人の選択であって、投資助言ではないからね。

「リスク取れ」より先に「コストは確実に減る」を理解できたのが大きかった!

こんな人におすすめ(この2冊の読み分け)

  • まず「金持ち父さん貧乏父さん」:お金との向き合い方・考え方の土台を作りたい人
  • 次に「ウォール街のランダム・ウォーカー」:株式を具体的にどう運用するか、理屈から知りたい人
  • 「リスクを取れ」という言葉に、なんとなくモヤっとしたことがある人

まとめ

  • 投資本は「著者が何で財を成した人か」を意識して読むと、得意分野の偏りが見える
  • キヨサキは不動産・事業の人。お金の考え方の土台は最高だけど、株式は別で学ぶのが吉
  • 株式はマルキール(学者)のような専門家の本で。プロがインデックスに勝てない理由=税と手数料、にえぬは先に納得した
  • NISAなら税負担が落ちてリスクを取りやすくなるので、えぬは個別の高配当株も少しやっている(自己責任で)

1冊だけを信じ込むんじゃなくて、書いた人の得意分野に合わせて学びをいいとこ取りする。これだけで、お金の本の読み方がぐっと立体的になると思う。視野を広げるのにぴったりな2冊でした。

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あなたのお金との付き合い方が良くなりそうと思ったら、ぜひ2冊とも読んでみてね!目指せだらだらコスパ暮らし!

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